FU-RIN-KA-ZAN

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ビバ、村上龍

(土曜日の昼下がり)
前にも書いたけど、村上龍にどっぷり浸っている。なんでだろうと考えてて、少し分かった気がした。村上龍は1年の大半を海外で過ごす。「3週間日本にいるとおかしくなりそうだ」なんて下りがあったりする。彼のエッセーは外から客観的に日本を見た指摘に溢れている。

4年という短い間だったけど、アメリカ留学中に日本を外から見る機会に恵まれた。そして、帰国して日本の心地よさに浸っている自分への漠然とした焦り。居心地は良いんだけど、何だかユックリと溶けていくような、緊張が無くなっていくような気持ちがあるんだよね。

心に村上龍のストレートな表現が染み渡る。「日本は大好きなんだけど、長くいるとヤバイ気がする場所」っていうオレの葛藤。それに賛同して背中を押してくれる内容が彼の文章には詰まっている。日本をケナシながら、村上龍は日本が大好きなんだよね。海外に行くと、逆に日本の素晴らしさに気づくことも多々あるし。良くなって欲しいと思わないとこんな危機感を喚起するエッセーを書く気にもならないはずだ。

一番不思議なのは、村上龍の人気。彼の文章(特にエッセー)には外から日本を見た経験がないと共感できないと思うんだけどな。もしそうでない日本人も共感しているとしたら、日本人の感受性もまだまだ敏感なのかもしれない。薄々と違和感を感じている人たちは多くいて、村上龍の文章がそれに対しての一つの答えを示してくれているということなのかな。

村上龍の本を借りに図書館に行ってきます。
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